
地方に人の流れを取り戻したい!無類のお酒好きが酒類メーカーからWEBベンチャーに飛び込むまで
ユニークワン社員一人ひとりの素顔に迫る社員インタビュー。今回の記事は、今年2月にサポート部・広告運用グループへジョインした宮澤 拓巳(@miyazawawawawa)さんへのインタビューです!
前職ではなんと「酒類メーカーで品質管理」を経験。異色のキャリア変遷を辿る宮澤さんの本音を聞いてみました!
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前職は酒類メーカーで品質管理!日々製品に向き合う毎日。
ーー今回はよろしくお願いします!宮澤さんは入社当初よりもだいぶ印象が変わりましたよね!社内で噂になってます笑
ありがとうございます!入社後すぐに美容院へ行って「広告代理店勤務っぽい髪型にしてください!!」とオーダーした甲斐がありました笑
(劇的ビフォーアフター)
ーー形から入るのは大事です!早速ですが前職は酒類メーカーで働いていたんですか?
そうです!出身は新潟なのですが大学入学後は宮城にいました。実は大学院でビール酵母の研究をしていて、その流れで酒類メーカーに就職しました。「ビール製造に適した酵母はどんな特徴があるか?」っていう基礎研究をずっとやってました。
ーー大学院でお酒の研究なんてすごいです!酒類メーカーに入社後はどんなお仕事をされてたんですか?
静岡や北海道にある工場で品質管理の仕事をしていました!酒類メーカーにとって製品は命です。「商品に問題がないか?」をチェックする重要な仕事をしていました。自由な発想というよりは「いかに品質基準を守るか」が求められる職場でした。
「日本酒が好きだ!」しかし会社の方針は真逆。最初は日本酒の酒蔵への転職を考えたが…?
ーービールの研究をしていたということは一番好きなお酒はやはりビールでしょうか?
ビールも好きですが、一番好きなのは日本酒ですね!なので会社でも清酒事業に携わりたいと思っていました。ところが会社の方針は僕の考えとは真逆で… 当時は清酒より焼酎の方が売れていたので、当たり前ですが会社としてはそちらにシフトしていったんです。
このままその会社で粘ってもよかったのですが、ある程度大きい企業だったので方針を変えるには自分のやりたいことは置いておいてかなり長い期間働く必要があるのと、それを頑張ったところで清酒事業に携われる保証がないなと感じるようになりました。
(日本酒への愛を熱く語る宮澤さん)
ーー大企業あるあるですよね…。となると日本酒の酒蔵さんとかに転職したくなるのでは?
最初はそう思って新潟の酒蔵に直接問い合わせてみました!残念ながら入社したいと思っていた酒蔵さんの募集は終了していたみたいだったのですが、色々な話を聞けました。特に印象に残ったのは若手の次期杜氏さんの話です。「インターネットを使って新しいことをやりたいけど、年配のベテラン勢の力が強くて体質が古い。もっと若手で情報発信してみたいんだけど…」という悩みがあることが分かりました。
ーーやっとWEBの話が出てきました!笑
紆余曲折あります笑 そのお話を聞いてから「どうやって酒類業界に関わるべきなのか?」を改めて考え始めました。仮に酒造に入社しても1馬力にしかならず、業界を変えることは難しいなと感じました。だったらWEBマーケティングの力を付けてサポートするという形で貢献できないかな?と感じ始めてWEB業界への転職活動を始めました!
新潟の元気がない…?首都圏ではなく新潟に転職を決意した理由
ーーWEB業界となると「東京に転職しよう!」と考える方も多いのではないでしょうか?
最初は東京のWEB広告代理店を中心に「未経験OK」な仕事を探していました!ところがある日ふと実家(新潟)に帰った際に、両親から「カガヤキ農園の息子さんが新潟でITの会社やってるらしいよ!」という噂を聞いてユニークワンを知りました笑
(弊社代表の実家「カガヤキ農園」は新潟でとても有名な農家さんです)
ーーまさかの親御さん経由だったんですね!
そうです!で、調べた時にたまたま未経験でもOKな求人があったので応募したんです。親に感謝ですね笑
ーーよかったです!もともと地元に帰ってきたいという想いはあったんですか?
何となくそう思っていました!たまに新潟に帰ってくると「街並みに元気がないな…」と寂しく感じました。それって人、特に若い人が帰ってこないと元気にならない。自分もそうだったのですが、若い世代が地方に帰ってくるまでの最大のネックって「仕事」だと思うんです。自分と同世代の人もワクワク働ける場所があればいいのに!と感じていたときに「地方発のメガベンチャー」を目指すユニークワンに出会いピンときた、という感じです。
(住み心地のいい地元・新潟。もっと元気になってほしい!)
ーー大手企業からWEBベンチャーへの転職、不安はありませんでしたか?
めちゃくちゃ不安でした!笑 確かに大手企業と比べると先行きが分からない感はあったのですが、それよりも「面白そうだな!」という気持ちが勝ちました。ユニークワンがTwitterやnoteで情報発信を積極的にしてくれてたおかげで、働く環境を具体的にイメージできたのはありがたかったです。
▲Twitter手当制度もあり、社員が積極的にツイートしています!
未経験からの広告運用!覚えることは多いが充実した毎日
ーー宮澤さんは未経験から広告運用担当になりましたよね!実際お仕事はどうですか?
未経験なので覚えることが多くて大変ですが、毎日新しいことを学べるのでとても楽しいです!今までの経験は一見今の仕事につながりがないように見えるのですが、意外と活かせる部分があるかなと最近感じてます。
▲広告運用の仕事についてはこちらをご覧ください!
ーー異業界での経験がどう活きているのか気になります!
特に大学院での経験が活きていますね。研究は「仮説を立てる→実行→分析→改善する」というサイクルでやってきたのですが、これって広告運用でも同じだなぁと。ただ大学院時代と違うのは「お金が動く」という責任感。その分お客様に直接良いインパクトを与えらえるように日々試行錯誤しています!
(入社して4か月余りで立派な運用マンに!)
ーー異業界の経験を活かして活躍する…未経験から挑戦したい方も勇気が出ますね!
いやいや!まだ道半ばですよ。特に難しいと感じるのはとことん人と向き合うという部分。前職はとにかく物=プロダクトに向き合うのが仕事だったので、社内・社外ともに人の気持ちを動かす必要がある今の仕事はすごく新鮮です!
ーー人と向き合うのは広告業界の醍醐味かもしれません!宮澤さんから見てユニークワンに向いているのはどんな人ですか?
月並みな表現ですが会社のビジョンやミッションにワクワクできる人ですかね!ベンチャーなので正直業務がハードだったりルールがすぐ変わったり…と大変な部分もあります。「楽にお金を稼ぎたい!」という人にはもっといい選択肢があるかと笑
それよりは「会社は今後どうなるんだろう!」と将来のワクワク感にベットできる人が向いていると感じました。スキルよりマインド面が重要な気がします。
制作・分析の知識も広げて真の課題解決へ!転職して痛感した「コンテンツ発信」の大切さ
ーー宮澤さんの今後やりたいことや目標があれば教えてください!
当面は広告運用の仕事を極めていきたいと思います。ただゆくゆくはクリエイティブ制作やサイト分析といった分野にスキルの幅を広げていきたいです!あとはマネジメントにも興味があります。
ーースキルを深堀り+広げる、まさしく「T型」人間ですね!いつか酒類業界に戻って活躍したい!という思いはありますか?
今は酒類業界というよりは地方の産業全般をサポートできてることの方がやりがいがあります!ただたまにWEBマーケティング×酒類業界、ということを考えちゃいます。
新潟の日本酒って今まで「味」が評価されてきたから今の地位があると思うんです。でも今は酒造ごとのストーリーやコンテンツの方が消費者に大きな影響を与えているなって度々感じてます!新潟の酒類業界も殿様商売ではいられない、もっと言うとどの企業もコンテンツ発信がすごく重要になると転職してから特に痛感しています。
WEB広告は、酒蔵やメーカーごとのストーリーをたくさんの人に届けることができるツール。広告運用のスキルを積んで、酒蔵や日本酒という商品自体を好きになってくれるファンが増やせたら最高ですね!どんどん成長したいです!
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宮澤さん、ありがとうございました!地方を元気にしたいという熱い想いがある宮澤さん。一緒にユニークワンをどんどん盛り上げていきましょう!
(追伸:宮澤さんはお酒が大好きです!ご時世的に難しいですが、感染対策をしつつ少人数でぜひ飲みに誘ってあげましょう笑)
▼宮澤さんのTwitterアカウントはこちら!ぜひご覧ください。
みやざわ@新潟のweb広告代理店(@miyazawawawawa)
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