新潟の夏グルメ徹底ガイド!新潟在住者が教える、絶対に外せない5選はコレ!
こんにちは、note担当のイマイです。
2024年も8月に突入!今年の夏も全国的に酷暑予想になっているようです。
ここまで暑いと「食欲がない…」という方もいるかもしれませんが、夏には旬の野菜やくだものがたくさんありますよね!
特にユニークワンの本社がある新潟県の夏はグルメの宝庫です。
新潟にはみなさんの良くご存じのグルメから、「知る人ぞ知る」というグルメまでたくさんあります。
今回は新潟生まれ新潟育ちのユニークワンメンバーのイマイが、新潟の夏グルメを徹底ガイドします!
新潟県在住の方はもちろん、新潟県外の方にもぜひ食べてもらいたいグルメまで5つ厳選してご紹介していきます。
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大きなざるに山盛りが常識!新潟県民が大好きな枝豆
「新潟の夏のグルメ」でまずご紹介したいのが枝豆です!
新潟といえばお米が有名ですが、実は枝豆も有名です。しかも、新潟県は枝豆の作付面積が全国1位なんです。
でも、枝豆の出荷量は全国7位…。
※参考:新潟県ホームぺージ「作付面積が日本一!!」より
なぜ作付面積と出荷量にここまでの差があるかというと、新潟の枝豆があまりにもおいしくて、新潟県内でほぼ消費してしまうからです。
一般的な新潟の家庭では、枝豆を大量に茹でて、大きなざるにいっぱい盛って食卓に出すのが常識。
新潟県民はそんな大量に盛られた枝豆を夏の間食べ続けているんです。
この枝豆のざる盛りに関しては、新潟県が直々に「新潟えだまめ盛」と命名。
新潟えだまめ盛のプロモーションビデオまで作られています。
※新潟県の花角知事が直々に新潟の枝豆をアピール!
東京では2024年の7月14日に「新潟えだまめ盛フェス」が開催。7月21日には長岡市で「第7回世界えだまめ早食い選手権」も開催されるなど、新潟の枝豆が全国的な盛り上がりを見せています!
ちなみに夏の漬物の定番でもあるナスも作付面積が日本一で、出荷量が17位だった時があります。
※参考:上越タウンジャーナル「新潟県はナス王国!緑や白色のナス、細長い鉛筆ナスなど、20種類の在来種を一堂に紹介」より
確かに新潟の夏の食卓にはナスのお漬物がよく登場しています。
SNSでバスった「闇落ちトマト」は新潟発?濃厚な味が自慢のトマト
新潟県で有名な夏の食べ物は枝豆だけではありません。同じ夏野菜として定番のトマトも有名です。
特に豊栄地区と濁川地区で生産されているトマトが有名。新潟のトマトは甘みと酸味のバランスが良く、濃厚な味と評判なんです。
なぜここまでおいしいトマトができるかというと、新潟は春から初夏にかけて日照時間が長く、1日の寒暖差が激しいからだそうです。
たくさんの太陽の光を浴びることでトマトの栄養価が高まり、寒暖差でトマト内の糖度や風味の成分の育成が促進されるそうです!
以前、SNSのXで「闇落ちトマト」というトマトがバズったことがありました。
闇落ちトマトとは、トマトを甘くするために水やりを控えて出てしまう「尻腐れ」という生理障害が起こったトマトのこと。
実はこの闇落ちトマトで有名な生産農家も新潟にあります!
新潟市の北区にある「SOGA FARM(曽我農園)」さんです!
イマイはまだ闇落ちトマトを食べたことがないので、どんな味なのかわかりませんが…。もし食べたことがある方はぜひ感想を教えてください!
おそばの薬味はわさびではなくて〇〇〇!ツルツルした食感のへぎそば
暑い夏はツルツルした麺類が食べたくなりますよね~。
新潟では「へぎそば」というそばがあり、暑い夏の定番となっています。
へぎそばとは、繋ぎに「布海苔(ふのり)」を用いたそばのこと。
ふのりが入ることで食感がツルツルになって強いコシができ、食欲のない夏でもするする食べられるんです。
ちなみにみなさんはへぎそばの「へぎ」とは何かわかりますか?
「へぎ」とは木を剥いでできた器を指す言葉で、「剥ぎ(はぎ)」がなまった言葉だそうです。このへぎにそばを持って食べたため「へぎそば」と呼ばれるようになったそう。
※つなぎとして使われるふのりはまったく関係がないようです。
へぎそばで有名なのは、何といっても小嶋屋総本店さん!歴史は古く創業から100年以上もそば一筋で営業しています。
新潟県民にとっては、大きな水車のあるお店として知られています。
このへぎそば、お店によっては薬味にわさびではなくからしを添えるところがあります。
昔、新潟ではわさびが採れない場所があり、わさびの代わりにからしを添えた名残だそうです。
みなさんもへぎそばを食べる時は、ぜひからしを薬味にして食べてみてくださいね!
暑い夏にあえて熱いものを食す!スタミナ満点のくじら汁
新潟の中越地方(長岡市周辺)や下越地方(新潟市周辺)の郷土料理として有名なくじら汁。
くじら汁とは、くじらの皮の脂身の塩漬けと野菜を一緒に味噌で煮たお味噌汁のことです。
新潟のスーパーでは夏になるとくじらの脂身が売られているのをよく見かけます。
新潟県内で有名なスーパーウオロクさんも、Xでくじらの脂身をポストしています!
くじらの脂には体にいいと言われている不飽和脂肪酸がたくさん。夏を乗り切るためのスタミナ食として昔から食されているみたいです。
このくじら汁、煮込むとお味噌汁の表面に脂が出てきて、なかなか冷めないことで有名なお味噌汁でもあります。
イマイも小さい頃に口の中をやけどしそうになった経験があります。
「赤飯」なのに赤くない!新潟県中部地方の名物「醤油赤飯」
最後にご紹介するのは、新潟県の中部地方、特に長岡市周辺で食べられている赤くない醤油赤飯です!
ちなみにふりかけで有名なあの丸美屋さんでは、この醤油赤飯の素が売っています!
醤油赤飯は夏のお盆はもちろん、年末年始やお祝い事がある時などに食べる定番の郷土料理です。
この醤油赤飯、文字通りしょうゆで味付けをしているので、見た目が茶色く全然赤飯ではないんです。
長岡市周辺出身のイマイは小さい頃から「赤飯」というと、この醤油赤飯でした。でも「あれ?赤飯なのに赤くないよね…」と心の中で疑問を感じながら食べていました。
なぜ赤くないかというと、昔、長岡で米を赤く着色する「ささげ(大角豆)」が取れなかったそうです。そこで赤飯をしょうゆで色付けしたのが始まりだと言われています。
醤油赤飯にはささげの代わりに金時豆が使われています。そして、食べる時にゴマ塩をかけて食べるのが定番です。
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まとめ:新潟の夏グルメ、堪能してみませんか?
今回は新潟の夏グルメを厳選して5つご紹介しました!
枝豆やトマトなどは夏の定番ですが、へぎそば・くじら汁・醤油赤飯は県外の方には「知らなかった!」というものもあったのではないでしょうか。
今回は厳選した5つをご紹介しましたが、新潟にはまだまだ夏におすすめしたいグルメがたくさんあります。
またおいしい食事が食べられる飲食店もたくさん!
みなさん、ぜひこの夏は新潟に来て夏のグルメを堪能してください。
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