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Webミーティングはメリットばかりじゃない?クライアント対応から見えてきた企業間IT格差

2020年4月、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言発令に伴いユニークワンではテレワーク体制へ。
社内でのミーティングはすべてWeb会議システムを用い、対クライアントについても原則Webでの対応としていました。

緊急事態宣言解除後はテレワークを一旦終了し、通常通りの勤務へ。
クライアント対応については、引き続きWebで対応させていただいているところや、直接訪問して対応させていただいているところなどさまざまです。

今回は普段フロント業務を担っているメンバー6名に協力してもらい、直近2週間(6月第1〜2週)のWebミーティングの割合について調査。
Webミーティングのデメリットや、地方企業が抱える問題も浮かび上がってきました。

(※この記事は2020年6月にWantedlyで掲載した内容を一部修正し、最新の情報にしたものです。)

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6月第1週〜第2週のWebミーティングの割合

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この2週間で開催されたミーティング数は6名合計で118件。
そのうちWebミーティングは46件、約4割を占める結果になりました。

新型コロナの感染拡大に影響を受ける前、遠方のお客様以外はほぼ対面でのミーティングだったことを考えると、Webでの打ち合わせがかなり増えたと言えます。
ただ一方で、クライアントによっては
「5月はWebだったので、6月は対面でお願いしたい」という声も。
Webミーティングはメリットばかりではないのかもしれません。
そこで、フロントメンバーから、Webミーティングのメリット・デメリットについて意見をもらいました。

Webでミーティングをおこなうメリット

・移動時間の短縮。
・「今から話したい」という場面ですぐミーティングを開催できる。
・提案資料を画面共有でき、その場で内容を修正・更新可能。

メリットとしてほぼ全員が挙げていたのが「移動時間の短縮」でした。
特に新潟県は面積が広く、地域によっては往復2〜3時間かかることもあります。
北陸・東北エリアのクライアントを担当しているメンバーも、石川→富山、宮城→岩手など、県外移動が頻繁に発生しています。
移動のための時間を有効活用できることは最大のメリットと言えそうです。

Webでミーティングをおこなうデメリット

・相手側のITリテラシーによっては進行が難しい
・新規の商談をWebで実施するのはやりづらい
・顔を合わせないお互いの温度感や空気感がわかりにくい

デメリットで特に多かったのは「ITリテラシー」の問題。
クライアントの中には、zoomなどのWeb会議ツールを違和感なく活用している企業もあれば、自社でほとんど使ったことがないという企業までさまざまいらっしゃいます。
特に新潟県内の企業は、Webよりも対面を希望するクライアントが多い傾向にあるようです。

おわりに

ユニークワンのフロントメンバーのWebミーティング比率や、お客さま対応で感じているWebミーティングのメリット、デメリットを中心にお伝えしました。

緊急事態宣言解除後は商談もWebミーティングでの実施が多いかと思いきや、直接お会いしての対応が中心という結果に。
この裏には「IT化やデジタル化の企業間格差」の問題が隠れているように感じます。

ユニークワンのミッションは「地方のIT化をリード」すること。
そのためにはIT化やデジタル化にあまり縁のなかった企業にしっかりと寄り添ったサービスを提供し、こうした格差を埋めていく必要があります。

6月に始動した「DX推進センター」も、IT化、デジタル化をお手伝いするための新組織です。
私たちユニークワンは社員一丸となって、IT格差の是正に取り組んでいきます。

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