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「情報発信」は面接・商談の置き換え!「ファン向けの発信」から始める広報のコツーーnote×ユニークワン コラボセミナー開催レポート

2022年10月6日(木)、note社とユニークワンのコラボセミナーを開催しました🎉

▼セミナーのアーカイブ視聴はこちらから▼

コラボセミナーが実現した理由は… ユニークワンがnote proセールスパートナー」に認定されたから!

なんと、セールスパートナー制度発足のタイミングで!ユニークワンをセールスパートナーに認定いただけました😊 うれしい!!

これを機に、noteさんと何かしらイベントをやりたい
そう思ったユニークワンは、ダメもとでnoteさんに打診してみました!

すると返事は、、快諾OK!!
(noteさん、なんて心が広いんだろう…)

さらに、note社からは徳力 基彦とくりき もとひこさんにご登壇いただけることに…!

徳力さんは、note社イベントに登壇したり本を出版されていたり…
noteやSNSをよく使う人にとっては「有名人」なお方です。
もちろんnote担当・ソガも存じ上げております。

まさか登壇いただけるとは…!ますますセミナーが楽しみになってきました!

いざ当日を迎えると
採用広報はPV(ページビュー)を追う必要がない
インターネットはマス向けのコミュニケーションに向いていない
など、興味深いお話をたくさん伺うことができました!

今回のnoteでは、note×ユニークワン コラボセミナーの様子をお届けします。

セミナーにご参加いただけなかった方にも雰囲気が伝わるよう、レポートしていきます!

※本セミナーは、アーカイブ視聴が可能です!
詳細は下記ページをご覧ください。
https://unique1.co.jp/seminar/marketing-221006/

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セミナー内容はこちら

プログラム

・第一部:株式会社ユニークワン 代表取締役社長 立川 和行
     「企業広報・PRの重要性と活用例
・第二部:note株式会社 徳力 基彦 様
     「note proとは?note proの事例紹介
・第三部:Q&Aタイム

note proを長年使ってきたユニークワン。note proの1ユーザーとして、企業広報・PRの重要性や活用事例をお話ししました。

note社からは、note proの事例紹介。BtoB・BtoC・採用のさまざまな目的でnoteを活用している企業様を紹介いただきました。

登壇者プロフィール

note株式会社 noteプロデューサー/ブロガー
徳力 基彦 とくりき もとひこ

NTTやIT系コンサルティングファーム等を経て、アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任。現在はnoteプロデューサーとして、ビジネスパーソンや企業におけるnoteやSNS活用のサポートを行っている。個人でも、日経MJやYahooニュース!個人のコラム連載等、幅広い活動を行っており、著書に「普通の人のためのSNSの教科書」、「アルファブロガー」等がある。
・note:https://note.com/tokuriki
・Twitter:https://twitter.com/tokuriki

株式会社ユニークワン 代表取締役社長
立川 和行たちかわ かずゆき

新潟県新潟市出身。慶應義塾大学卒業後、2001年にNTTドコモに入社。経営企画など、幅広い業務に携わる。10年務めた後に退社し、故郷新潟にUターン。実家の農業法人に勤めたのち、2014年4月に株式会社ユニークワンを設立。これまで「Webマーケティング支援事業」と「Webメディア運営事業」の2軸で50以上の業種・800社以上を支援。2021年にはJ-Startup NIIGATAにも選定される。
・note:https://note.com/kazuyuki_tachi
・Twitter:https://twitter.com/kazuyuki_tachi


まずは…ユニークワン・立川さん!「企業広報・PRの重要性と活用例」ーーnoteユーザーの目線から情報発信の重要性を語る

初めに、ユニークワン・立川による講演パートがスタート!

「新型コロナウイルス」の流行をきっかけに、社員も巻き込んで様々なチャネルで発信

今や120記事以上のnoteを公開・社内で10人以上がTwitterアカウントを持っているユニークワン。ただ、情報発信を強化したのは意外と最近なのです。

立川:数年前は、採用も販促も「紹介」がメインでした。しかし、コロナ禍になってから、お客様と直接会う機会が激減。「これじゃダメだ」ということで、まだユニークワンを知らない見込み客・求職者にも会社を知ってもらうために情報発信を強化しました。

リアルで人と会う機会が激減したことをきっかけに、Web上での情報発信を強化しました。

立川:いいコンテンツを発信し続ければ、ファンが増えるんじゃないかと。そう考え、WebサイトやSNSなど色々なチャネルから情報発信を強化しました。会社単位だけでなく、社員個人単位でも情報発信を推奨しました。

note proを使って良かったポイントは?

実は、note pro の前は別の採用型SNSサービスを使っていたユニークワン。2020年9月からnote proに切り替えて使っていますが、良かった点は何でしょう?

立川:まずは「営業の文脈(採用以外のシーン)」で使えるのは便利ですね。あとは、更新を継続しやすい仕組みがあります。バッジをもらえたり、褒めてもらえる仕組みが多くて笑 もう一つは「個人noteとスムーズに連携できる」点。社員個人のnoteも会社公式noteに追加できるのはイイですね。

ユニークワン公式noteには、社員個人のnoteも連携しています!
※個人noteをまとめたマガジンはこちら

ページビューは意識していない!?採用広報で重要なのは「導線設計」

ユニークワンでは、主に「採用広報」としてnoteを活用しています。立川は「販促広報と採用広報は根本的に考え方が違う」と断言しました。

立川:当社は採用目的をメインにnoteを活用していますが、PV(ページビュー)は一切見ていません。「販促」的な考え方では、売上を上げるためにターゲット外のお客様が買ってもOK。つまり「たくさん見られる」必要があります。しかし「採用」は、量を追う必要はないんです。たくさん応募が集まるより「1人の枠に1人がエントリー・採用する」のが理想ですよね。

採用広報は、量を追う必要がないーーその代わりに、届けたい人にしっかり見てもらう「導線設計」が重要だと立川は語りました。

採用候補者に見てもらうための「導線設計」については、セミナーで詳しく語っています!アーカイブ視聴したい方はこちらをご覧ください。

「情報」を「コンテンツ」に変える重要性

情報発信のポイントは「情報をコンテンツにする」ことだと立川は語りました。「情報」と「コンテンツ」の違いとは?

立川:「情報」とは、事実ですね。一方「コンテンツ」は、人の心を揺さぶる要素を持つもの。書き手の伝えたい「情報」をただ出せばいい、というよりは、読み手に伝わる「コンテンツ」に変換しないといけない。その役割が「編集者」だと思うんです。

ユニークワンでは、会社公式note・社長noteにおいて「ライター」と「編集者」が分かれています。読者目線で読みたいコンテンツに編集する視点が重要なのです。

マンガや書籍では当たり前の「編集者」という存在。「これからはネットコンテンツにも編集者の存在が不可欠だ」とまとめて、立川のパートが終了しました。


次は…note・徳力さん!「note proとは?note proの事例紹介」ーー情報発信は面接・営業の代替手段!

続いて、note社・徳力さんの講演パートとなりました!

インターネットは「新規顧客へのリーチ」に向いていない。ファンに情報を届けて共感してもらうことが重要

まず初めに、インターネットでのコミュニケーションは「マス媒体(テレビ・新聞など)」と区別して考えるべき、というお話がありました。

徳力:テレビや新聞などの「マス媒体」は、たくさんの人にリーチして新規顧客を獲得するのに向いています。でも、インターネットは向いていない笑 

インターネットは、ユーザーが欲しい情報を選びます。だから、マスに向けた発信よりは、自分の話を聞いてもらいやすい「コアファン」に向けた情報発信の方が向いているんです。コアファンに向けた情報を発信した結果、ファンやファンに似た感覚を持つ人たちが共感して拡散してくれる。結果としてジワジワと広がるかもしれない、という認識をまず持ってほしいです。

「情報発信=世間一般に向けたプレスリリース」と捉えると、かなりハードルが高くなります。しかし、社員や既存顧客という「コアファン」に向けて話すことを公開しておく、というイメージなら、少し気が楽になりますよね。

noteは共感を生むのに最適な媒体

Twitter・Instagramなど、さまざまなSNSサービスが溢れる中でnoteは「共感を生むストーリー」を発信するのに向いていると徳力さんは語ります。

徳力:プラットフォームの使い分けは、組み合わせが重要です。Twitterは「今話題のこれを見て!」、Instagramは写真や動画で「私を見て!」というシーンで使います。noteは長文に向いているので「ストーリー」を伝えたいときに向いています。Twitterは外部リンクを貼りやすいので、noteとの相性はいいですね。

長文を投稿しやすいnote。Twitter・Instagramだけでは伝わりきらない「想い」や「ストーリー」を伝えるのに最適な媒体なのです。

情報発信は、面接や営業を効率化する手段

続いて、note proの活用事例をたくさんご紹介いただきました。採用広報・BtoCブランディング・BtoBブランディングの各分野に共通したのは、情報発信を「ビジネスコミュニケーションを楽にする手段と捉える」姿勢でした。

徳力:どうしても「情報発信」というと、マスマーケティング的な視点で数千人・数万人に発信するぞ!と力みがち。ただ、インターネットは広いリーチに向いていないんです。何万人に向けた発信、というよりは「面接や営業活動を効率化する」といった、コミュニケーションを楽にする手段としてnoteを考えてほしいです。

採用広報で成功している事例をもとに、徳力さんはこう語りました。

徳力:会社のカルチャーとか社員の声って、説明会・面接で必ず出てくる話題ですよね。これを面接の前に送れば、この話をする時間を省略できる。コミュニケーションを楽にする手段って、こんなイメージです。

商材で差別化できないからこそ、カルチャーを発信する

今回のセミナーで「聞きたい!」という声の多かった「BtoCブランディング」。商材の内容で差別化するのが難しいからこそ、noteでストーリーを伝えるのが重要なのだとか。

徳力:今の時代、商品やサービスの中身ってほとんど違いがないように見えますよね。でも「会社のカルチャー」や「サービスの裏側」が見えることによってお客様に選ばれる理由になるかもしれない。メインのサービスで差別化できないからこそ、ストーリーで差別化するのが重要なのではないでしょうか。

「販促」的な情報発信でも、考え方は一緒。「お客様に話す『余談』みたいな話、ありますよね?それをnoteに公開して、誰でも見れる状態にしておくイメージです。営業活動を効率化する手段と思ってください」と語りました。

最後にもう一度「コアファンへの情報発信」の重要性を説いた徳力さん。

「文章を完璧にしないと!みたいにハードルを上げ過ぎない。まずはハードルを下げてお客様・採用候補者に送るメールを皆が見れる場所に置いておくイメージで気軽にやってほしい」と語り、講演が終了しました。

※本セミナーは、アーカイブ視聴が可能です!
詳細は下記ページをご覧ください。
https://unique1.co.jp/seminar/marketing-221006/


Q&Aコーナーではたくさんの質問が!ーー「動画」時代にも「テキスト」は生き残る?

2社の講演が終了したら、Q&Aコーナー!参加者の方から、質問をたくさんいただきました。ここでは、抜粋してお伝えします!

Q.社員個人のnote・Twitterはどうチェックしてる?

立川:投稿内容は事前チェックもないですし、自由です。しかし「こういう内容は禁止」みたいなガイドラインはあります。当社は「Twitter手当」があるんです。「手当をあげる分、しっかりルールは守ってね」とバランスが取れているんだと思います笑

※ユニークワンのTwitter手当についてはこちら

Q.「動画コンテンツ」が伸びている時代背景の中で「テキストコンテンツ」のnoteが選ばれる理由は?

徳力:「note」だから、というよりは活字ならではのメリットがあるんですよね。動画はどんどん増えていくと思うんですけど、作る手間もかかるし見る側も時間を使う。ビジネスシーンでは、要所をざっと把握したいみたいなニーズがあるので、活字の方が向いているのかもしれません。活字と動画が向いてるシーンは異なるので、共存すると思います。

立川:僕も同意見ですね。「自分の読みたいところだけ読みたい」という人は、動画があってもテキストの方が好きなんじゃないでしょうか。通信技術の進化に伴い、動画がものすごい勢いで伸びてるように見えがちなのですが、テキストコミュニケーションは依然残り続けると思います。

ーーQ&Aコーナーが大いに盛り上がり、セミナー終了予定時刻を過ぎてしまいました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!


セミナーに登壇した感想を聞きました!

今回登壇いただいた2名に、セミナーの感想を聞いてみました!

【note社 徳力さん】
今回は貴重な機会を頂きありがとうございました。

ユニークワンさんのプレゼンをお聞きして、やはり自社でしっかりnote proを使いつづけて頂いている方々の実体験やノウハウというのは、我々以上に具体的で納得感あるなと感じました。

私自身あらためていろいろと勉強になる機会でした!引き続きよろしくお願い致します。

【ユニークワン  立川さん】
今回は、note社徳力さんと共催セミナーという貴重な機会をいただけて大変感謝しています。

オンラインセミナーの講師は孤独を感じがちです。しかし今回は、参加者の皆さまから質問をたくさんいただけたのでとても楽しかったです。

コアファンからアプローチしてく「ソーシャル」コミュニケーションの考え方は、改めて勉強になりました。今後は自社だけでなく、多くの会社で「情報発信」がスムーズにできるようサポートしていきます。

セミナーに登壇いただき、ありがとうございました!

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まとめ:「情報発信」をもっと気軽に。第一歩を踏み出そう!

今回は、note×ユニークワン コラボセミナーの様子をお届けしました!

インターネットは「マス=大衆へのリーチ」が苦手だけど、コアファンに向けたコミュニケーションは得意・・・

ページビューやスキ数など「定量的」な指標にこだわりすぎず「ファンに向けた情報発信」を続けることが大事なんだと実感しました!

ユニークワンはセールスパートナーに認定いただいたので、今後は「他社」の情報発信をサポートできるよう、尽力いたします💪

これからもユニークワンを、よろしくお願いします!

※本セミナーは、アーカイブ視聴が可能です!
詳細は下記ページをご覧ください。
https://unique1.co.jp/seminar/marketing-221006/

note活用のご相談は、ユニークワンへお気軽にどうぞ!


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