もうすぐ10周年!「ベテラン社員」が語る、ユニークワン今昔物語
こんにちは!note担当・ソガです。
2014年4月に創業したユニークワン。
ということは…2023年は「創業10年目」になる節目な1年!
※来年2024年の4月で、創業10周年になります🎉
そういえば、今までユニークワンnoteでは「新入社員の入社インタビュー」が中心。
ベテラン社員の話を取り上げる機会が少なかったような。。
そこで今回は!「節目」な1年を駆け抜けるために、ユニークワンの歴史を知るベテラン社員に話を聞いてみました!
果たして、どんな話が聞けるのでしょうか…?わくわく!
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お話を聞いたのは、こちらの皆さん!
今回、集まってくれたベテラン社員の皆さまはこちら!
ユニークワンを長年支えてきたレジェンドの皆さま・・(面構えが違う)
ユニークワンには社員禄があり、入社順に並んでいます。この3名はもちろん、1番上の段に登録されていますね!
今より社員数が半分以下だったユニークワン。入社したきっかけは?
ーー本日はお集まりいただき、ありがとうございます!もうおなじみな面々だとは思いますが笑、改めて入社のきっかけを伺いたいです!
加藤:じゃあ、社歴が長い順で私から笑
前職では、新潟の大手印刷会社で働いていました。「40歳で役員になって会社を変える」という目標をもってバリバリやっていたのですが、当時はまだまだ年功序列で。
だったら、裁量権のない場所に居続けるより、自由裁量の新たな環境で挑戦したいと、転職を考え始めました。そんなとき、たまたま異業種交流会で立川さん(ユニークワン代表取締役社長)と出会ったんです。
何回か話を聞いていくうちに、立川さんの語るビジョンやアイディアを一緒に実現したいと強く感じて。そして2017年1月に、ユニークワンへ入社。あっという間に6年が経ったなぁ笑
※加藤さんのインタビュー記事はこちら!
平山:僕は、東京のITベンチャー企業を数社渡り歩いてきました。東京で働き始めて10年ほど経ったころ、「地元の新潟に帰りたいな」と感じ、転職活動を始めたんです。
当初は、東京の会社に在籍したままリモートで新潟に帰る予定でした。ただ「1社くらい新潟の企業も見てみよう」と思い、転職エージェントに相談したところ紹介されたのがユニークワンだったんです。
社長の立川さんと直接会ったときは、まるで首都圏のベンチャー経営層と話しているような感覚を受けましたよ。「この会社なら、リモートで東京の会社で働くより面白そうだな」と思い、入社しました。
※平山さんのインタビュー記事はこちら!
ーーお二人とも、立川さんの熱意に触れて入社を決意したんですね…!大島さんはいかがでしょう?
大島:すみません、私は全然そういうきっかけじゃないんです笑
元々、横浜でアパレルの販売員として働いてて。でも、子どもが生まれたタイミングで「新潟に戻って働きたい」と、転職先を探していました。
Indeedで「新潟 営業」など調べてたら、たまたまユニークワンを見つけたんです!他にも大手企業から内定をいただいてましたが、一番早く出世できそうなユニークワンに入社しました。
加藤:大島さんのあのスピーチ(※)は、本当に衝撃だったな笑
大島:今考えると、めちゃくちゃ尖ってますね笑
※大島さんのインタビュー記事はこちら!
3人とも"第3世代"!?ユニークワン・本社オフィスの変遷
ーー皆さんの入社した時は、新潟本社のオフィスが現在と異なる場所だったと聞きました!
平山:今日のメンバーは全員、現・新潟本社の一つ前の建物だった時代に入社してますよね?
加藤:そうだね。今の新潟本社は…数えると4代目のオフィス、になるか。
ーー今の新潟本社は4代目!?結構な頻度で引っ越しがあったんですね!
加藤:初代は、立川さんの実家であるカガヤキ農園の一角。で、2代目は亀田駅の近くにあった一軒家。3代目が、我々が入社したオフィスになるね。
ーー新潟本社オフィスにそんな歴史が… 今のオフィスに引っ越してきてからは、5年弱くらいですかね?
大島:ですね!私が入社してすぐに、今の新潟本社(新潟市東区江南)に引っ越しました。
人員拡大に伴い引っ越しになったのですが、ちょうど引っ越しの前後で社員が結構辞めてしまって…!せっかく引っ越したのに、最初の1年とかは2階の執務室がまるっと空いてたのを覚えています笑
平山:現オフィスへの引っ越しは、僕にとって強烈なイベントでした。
現オフィスのネット関係の配線を、引っ越しのタイミングでキレイにやろうと思ってたんです。が、引っ越し当日にインフルエンザになってしまって。それも5月という季節外れのタイミングで…
インフルが治ってオフィスに出社したら、配線がぐちゃぐちゃなまま働いてる皆さんがいました。1階2階をつなぐLANケーブルは、裸のまま階段からべローンと伸びていて…。あの光景は衝撃でしたね笑
ーーそんなことが!今では考えられない出来事ですね笑
5年前のユニークワンは、まさに朝令暮改!
ーー5,6年とユニークワンに長く在籍されている皆さんですが、入社したての頃を振り返って「これは大変だったな〜」というエピソードを聞きたいです!
加藤:うーむ。大変といえば、昔のユニークワンはツールがすぐに入れ替わったことかな。例えば「請求書管理ツール」が、1年で4回変わったこともあって。
ーー1年で4回も!?
加藤:そう。しかも請求書管理って「お金」に関わる大事な部分でしょ。だから、ツール移行の度にマニュアルを整備しないといけないのが大変だったなぁ。
ある日、立川さんから急に「(新しいツールの)アカウント発行しておいたから!」って言われて。私は「何のこと…?」みたいな感じで、勝手にツールが導入される、なんてこともありました笑
ーー現在、請求書管理ツールは「board(ボード)」に落ち着いてますよね。
平山:ですね。boardは拡張性が高くて、APIを使って自分たちの使いたいようにカスタマイズできるのが大きな理由です。
大島:ツールといえば「ドキュメント管理」ツールもかなり色々使いましたよね!今はdocbase(ドックベース)で安定してますけど。
加藤:今は、コーポレート部を中心に会社の基盤がかなりしっかりしてるよね。複合機や電話の使い方とか、そういう細かいところまでマニュアルが整備されてる。そう考えると今って、昔よりかなり働きやすくなったと思う。
ユニークワンの誇り!広告運用管理ツール「racooon(ラクーン)」の誕生秘話
ーーーツールといえば、ユニークワンでは広告運用管理ツール「racooon(ラクーン)」を自社開発して使ってます!今は当たり前のように使ってますが、昔はracooonがない時代もあったんですよね…?
平山:「racooon(ラクーン)」が今の形になるまでは、結構な紆余曲折がありました笑
加藤:たしか…「ルネッサンス」っていうツールを使ってなかった?
大島:うわ、めっちゃ懐かしい!!
ーー「ルネッサンス」!?入社して3年ちょっとのソガは、聞いたことがないツールです…
平山:予算進捗管理ツールですね。広告媒体のAPIとスプシ(Googleスプレッドシート)を連携して、媒体ごとの配信進捗を一括で見れるようにしていました。ダッシュボード的に使ってました。
加藤:「ルネッサンス」は、私も知らないうちに勝手に開発されたんだよね。 ある日社員から「ルネッサンスを見て~」みたいに言われて「何それ!?」って笑
大島:確か、もう一つスプシを使ったツールがありましたよね!レポート作れるやつ…
平山:通称「平山ツール」と呼ばれてたやつですね笑 各媒体のレポートを一括で作れるようなツールも、スプシをベースに作りました。
大島:ただ、この頃のレポートツールは出力できる指標が、かなり限定されてて… 「視聴回数」とか出せなかった気がします。
そう考えると、今の「racooon」はかなり便利です!
平山:「racooon」は、「ルネッサンス(進捗管理ダッシュボード)」と「平山ツール(レポーティング)」が一つになったものです。
対応している広告媒体や、見れる指標はかなり増えました。広告運用チームの要望を聞きながら、アップデートを繰り返しています。
実は今年の3月にracooonの大型アップデートを控えていて、鋭意開発中です。
長年いるから分かる、ユニークワンの転換期
ーー長く在籍している皆さんに「ユニークワンの転換期」をどこで実感したか、伺いたいです!
加藤:一番は「識学(※)」の導入かなぁ。それまでは「THE・ベンチャー」という感じで、フラットな雰囲気で自由に仕事を進めてたけども、2020年の秋に「識学」を入れてからは「役割」や「ルール」を明確化するようになって。
良い点も課題もあるので、「識学」を導入して良かったかどうかを判断するのはまだ先かな。でも、組織が明確に変わったのは間違いない。
大島:識学を取り入れてから、ルールやマニュアルの整備はかなり進みましたよね。さっきもどこかで出ましたが、バックオフィスがしっかり機能しているのは本当にありがたいです。
今までは明文化できてなかったことも、コーポレート部の方がマニュアルにしてくれたり…
平山:個人的には、櫻井さんの入社(現・コーポレート部長)が大きな転換点だったような気がします。
櫻井さんは今、コーポレート部・プロダクト部など会社の基盤を支える部署の部長です。会社全体の安定感は、櫻井さんをきっかけにかなり増したんじゃないでしょうか。
※櫻井さんとは、こちらの方です!
今のユニークワンの課題って?
ーー「以前より働きやすくなった」とありましたが、逆に「今のユニークワンにおける課題」はどんなところですか?
平山:これはかねてから言ってるのですが、「ミドル層」の不足です。経営陣とメンバーの中間に立って、現場をリードできる若手社員がまだまだ少ないと思っています。「採用」と「育成」の両方を強化する必要があるなと。
大島:採用でいうと、最近トガった人がユニークワンにあまりいないですよね?笑
もちろん、皆さん優秀でイイ人なのですが… 個人的にはもっと個性的な、というか、枠に当てはまらないような人が採用されると、会社も変わっていく気がします!
加藤:私は事業側の話で、もっと利益率の高いサービスを開発していく必要があるかな、と。単純に「儲けたい!」ってことじゃなくて、会社が持続的に成長していくには、手間がかかるのに利益が出にくい…という状態は好ましくない。
たとえばWeb広告は、ユニークワンの主力サービスだけど、どうしても価格競争になりがちな分野。今後は、ローカルメディアをはじめ、ユニークワンにしか提供できないサービスをもっと開発していきたいですね。
まもなく10周年!ベテランが語る今後の野望
ーー最後に、10周年をもうすぐ迎えるにあたって「今後叶えたい野望」を教えてください!
平山:いつかは、社員の半分をエンジニアにしたいです。現在、社内でエンジニアは僕一人なので、かなり長期的な目標になりますが。
加藤:いやー本当に実現したいね。エンジニアがもっと増えれば、良質なプロダクトが生まれて、お客様にもいいサービスを提供できる。そして収益性が高まる結果、社員にも還元できるからね。
大島:私は、立川さんの言葉を借りると「ぷよぷよしながら働く」のが夢です笑 簡単に言うと、今の仕事をもっと効率化して、楽に収益を生み出せるような会社にしたいですね。
「楽したい」ばっかり言うと印象が心配だけども… あくまで「より良質なサービスをお客様に提供するため」なので!
平山:必死なフォロー笑
加藤:さっきも言ったけど、「ローカルメディア」を収益化できる仕組みづくりは今年特に注力したいですね。
地域に埋もれがちな情報を発信するという、価値のあることを我々はやってる。ローカルメディアの価値をキチンと伝えて、地方企業の課題を解決できるように尽力したいですね。
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まとめ:10年目のユニークワンは、野望を実現するためにひた走ります!
加藤さん・平山さん・大島さん、ご協力ありがとうございました!
note担当・ソガ(入社して3年)が知らなかったユニークワンのさまざまなエピソードを聞けて、とても楽しかったです。
ちなみに一番盛り上がったのは「ルネッサンス(racooonの前身ツール)」の話でした笑
ユニークワンでは、事業拡大に伴い採用を強化しています!少しでも気になる方は、採用サイトを覗いてみてくださいね。